リフレクソロジーと気
「万物は流転す」。古代ギリシャの哲人、ヘラクレイトスの言葉です。常に流動変化し、一時も同じ姿で留まることはなく、刻々とその様相を変えているというのが自然界の実相である、という意味です。
仏教でいう「諸行無常」とも通じ、東洋思想と比べても違和感がありません。古代人は洋の東西を問わず、鋭い自然観察力を駆使し、同じような結論に達したようです。
「気・血・水」の流れが滞ることなく、円滑に流れていれば、少なくとも、健康体であるとした一見単純な理屈は、単純であるが故に真実であると思います。
自然界同様、人体もまた常に流動変化し、一時も同じ姿を留めているものではないという思想は、自然界の一部である人間も例外ではないという、自然と人間の一体感を感じて生きてきた古代人にとっては、当然の考えだったのだと思います。
現在の手技法の役目は、この流れを円滑にするというのが最大の目的といっても過言ではありません。
