お灸の効果
リフレクソロジーとお灸の関係を考えてみます。
今でこそ、皮膚ガンを発症させる可能性があるため、お灸といえども、ヤケドさせることなく、つまり、皮膚を焼く寸前に灸を取り去るか、若しくは初めから温灸という形で温めるだけというものが一般的です。
しかし、言うことを聞かない子供に対して「お灸を据える」という言葉が比喩的に使われているくらいだから、昔は皮膚に微小なヤケドを負わせていたのでしょう。
このとき、身体を温めることによる効果の他に、ヤケドさせるお灸の場合は、その治癒効力は随分と長い期間に及ぶという考え方もあります。
むしろ、お灸の効果は一ヶ月後、二ヵ月後に本当の真価を発揮するという研究者もいるそうです。
それは、何故でしょうか?
実は微小なヤケドは、当然ながら身体に対する人工的な損傷を負わせているのです。
生体は傷を負えば当然、それを修復させようとするシステムが稼動し始めます。お灸の場合は、感染症や化膿を防ぐため白血球が増えて、防衛しようとするわけです。
事実、お灸(焼く場合の)の後、白血球が増えることが確認されています。
白血球に限らず、身体全体の治癒システムの発動が期待できるものといえるものだと思います。
毒をもって毒を制すという考え方にも通じ、このような考え方というのは、例えばホメオパシーにも見られるように、古典的治療の世界では普遍的な考え方なのだそうです。
