東洋医学でいうところの六臓六腑
反射区理論はあくまで、実体臓器をもとに作られておりますから、だいたい皆様が知っている臓器はカバーされるでしょう。
ヘディ・マザフレ系の反射区図表には60数箇所の反射区を想定しているわけです。それをたった12個の臓器に集約できるものか、という疑問が出てくる人もいることでしょう。
東洋医学(漢方)しか知らなかった時代には、オランダから入ってきた西洋医学の解剖学書を初めてみた漢方医はビックリ仰天したそうです。
そして、実際に解剖を行ったところ、西洋医学の解剖書はまさにドンピシャリで、漢方で言い伝えられてきた解剖学(的なもの)は全くかけ離れて事実と違うことが分かったわけです。
そして、現在に至ってなお、東洋医学に偏見をもつ医学者も多いという現状に至っているそうです。
私は、このことをもって、東洋医学は未開で遅れている医学だと思いません。
むしろ、何故、解剖学的な実体臓器を用いず、かなり概念的な六臓六腑を用いてきたのかということに興味をそそられるのです。
結論からいうと、東洋医学でいうところの六臓六腑は、人体の「機能」や「働き」を作用系として体系付けたものではないかということです。
「機能」や「働き」というのは生きている人間だけにあるものであって、死体にはありません。死体を解剖したところで、生命を見出すことなどできないのではないかと思います。
